写真で見る岡山の逸品

工芸品から暮らしの道具まで、手仕事の品々が一堂に

匠のこだわり

古くから脈々と続く工芸品あり、新たなスタンダートとして地位を確立した岡山産の手仕事の逸品あり。どれも、使うほどに味わいが増し、日々の暮らしにすんなりと溶け込むものばかり。伝統と職人の技が紡ぐ、岡山メイドの逸品を集めました。

写真:倉敷ガラス
写真:倉敷ガラス

倉敷ガラス職人 小谷 栄次 さん

「用」を追求する中で、自然と生まれる簡素な「美」をたたえる倉敷ガラスの数々は、50年の長きにわたって愛用され、「小谷ブルー」と称される独特の青色も多くの人を惹き付けています

写真:暮らしのなかの備前焼
写真:暮らしのなかの備前焼

備前焼作家 原田 陶月とうげつ・良二・圭二 さん

備前焼の里に生まれ、名工の家に育つうち、自然と備前焼作家への道を歩み出した原田親子。身に染み付いた祖父の土味と焼き味を大切にしつつも、三者三様の感性で新たな備前焼を生み出しています。

写真:備前焼の器たち
写真:備前焼の器たち

美しき備前焼

絵付けも釉薬もほどこさない備前焼ですが、その表情は変化に富んでいます。と同時に、無釉薬だからこそ生まれる備前焼特有の実用の美もあります。「窯変の美」と「用の美」。2つのテーマで備前焼の魅力をご紹介します。

写真:備前焼
写真:備前焼

備前焼

備前焼の特徴は、釉薬も絵付けも施さない、簡素で素朴な美しさにあります。よく見ると、その表情は変化に富み、一つとして同じものがないことに気付きます。

写真:烏城彫りの制作風景
写真:烏城彫りの制作風景

烏城彫うじょうぼり

岡山の象徴ともいえる岡山城は、漆黒の外観から烏城(うじょう)とも呼ばれています。その異名を名に冠した「烏城彫」は、「手作り、手彫り、手塗り」に徹した漆工芸品です。

写真:撫川うちわ
写真:撫川うちわ

撫川なつかわうちわ

撫川うちわは、岡山が誇る伝統的工芸品。模様の中に俳句を施す「歌継ぎ」と、明かりにかざすと絵柄と俳句が浮き出てくる美しい仕掛け「透かし」。美術品のような粋なうちわに、古くから多くの人が魅了されていきました。

写真:畳縁製品
写真:畳縁製品

畳縁たたみべり製品

長い歴史を持つ細巾織物の伝統を守り続けている倉敷市児島の唐琴地区。この地で作られる畳縁は、現在国内シェアの約8割を占めています。 軽くて丈夫な畳縁は立体的な加工にも適するため、多種多様な雑貨を生み出しています。

写真:撫川うちわの制作風景
写真:撫川うちわの制作風景

撫川なつかわうちわ職人 石原 中山ちゅうざん さん

4等分、8等分、16等分・・・。指の感覚だけを頼りに64本になるまで竹を割いてゆきます。精緻な職人技が、350年前から変わらない、心地よい風を生み出します。

写真:イ草製品の製造風景
写真:イ草製品の製造風景

イ草製品

脈々と続く歴史と確かな技術に支えられた岡山のイ草製品。近年は、伝統的な花莚のほか、コースターやスリッパ、テーブルセンターやランチョンマット、パソコン関連のグッズ…など、現代の暮らしに溶け込む実用品も数多く作られています。

写真:帆布の製造風景
写真:帆布の製造風景

帆布製品

江戸自体から培ってきた撚糸の技術によって帆布工場が操業を開始して以降、倉敷産の帆布は、さまざまな生活用品や産業用品として全国で愛用されてきました。そして現在、国産帆布の約7割を倉敷産が占めています。

写真:ジーンズ
写真:ジーンズ

ジーンズ

「国産ジーンズ発祥の地」とも称され、ジーンズの聖地として有名な倉敷市児島地区。一時国産ジーンズの約7割を生産した井原市。2つの市を中心に生み出される「岡山のジーンズ」は、国内外から注目されるジーンズ一大産地として世界へとその名を馳せています。

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