メイドin岡山の逸品たち

日生ひなせカキオコ

日生カキオコ

日生で水揚げされる新鮮カキが主役の名物お好み焼き。

写真:カキの養殖風景
写真:生ガキ
写真:カキオコを提供する店「お好み焼き ほり」

新鮮な日生のカキをたっぷり使った、
漁師町・日生のご当地グルメ。

岡山県の東南部に位置する備前市日生町。ここは瀬戸内海に面して広がる小さな漁師町で、カキの生産量全国2位の岡山県のなかでも、その4割以上を占めるカキの一大産地です。
この地で古くから愛されているソウルフード「日生カキオコ」は、地元産のカキをたっぷりと入れて豪快に焼き上げたお好み焼き。昭和40年代に始まったと言われるご当地グルメで、カキが出回る冬場になると、町内のあちらこちらに香ばしいカキの香りが漂います。店主が独特の日生弁を使いながら手際よく焼き上げる様子もおいしさのエッセンス。この味と雰囲気を求め、シーズンになると県内外から多くの人が訪れ、長蛇の列をなします。

最初は7・8軒ほどだった「日生カキオコ」を提供する店も、今では約20軒が軒を連ねるまでになり、独自の味を競っています。今では地域活性の一翼を担う存在として、カキの町・日生を盛り上げています。

写真:「お好み焼き ほり」の店主・堀律子さん
写真:鉄板で焼かれるカキオコ

独特の焼き方で
カキのうまみを閉じ込める。

おいしさの秘訣は、独特の焼き方にあるといいます。「混ぜ焼きの関西風と重ね焼き広島風のちょうど中間のような作り方」と教えてくださったのは、「お好み焼き ほり」の店主・堀律子さん。
まずは、千切りキャベツがたっぷり入ったトロトロの生地を熱々の鉄板へ。天かす、カツオ節などで味を整えたら、主役となるカキをたっぷりとのせ、じっくりと蒸し焼きに。ふんわりとした食感の生地が魅力で、一口食べるとキャベツの甘みとカキのうまみが広がり、子どもから大人まで思わず笑顔に。仕上げにかかる特製ソースが、さらにそのおいしさを広げてくれます。

写真:できあがった日生カキオコ
写真:カキオコをのカキ
写真:カキを鉄板で焼く
写真:焼いたカキを生地にのせる
写真:日生カキオコと日生カキオコソース

家庭でも「日生カキオコ」を再現!
特製ソースでおいしさ増幅。

味を支える名脇役のソースは、日生カキオコ用の特注品が使われています。手がけるのは、明治38(1905)年創業の『鷹取醤油』。「日生カキオコまちづくりの会」が監修を務め、本場の味を追求した一本に仕上がりました。とろみがある「日生カキオコソース」は、野菜や果物、カキエキスなどさまざまな食材を調合し作られたもので、ほんのりと甘辛く、奥ゆきのある味わいが自慢です。お好み焼きはもちろん、魚介のフライ、卵料理など、幅広い料理に合わせられる万能調味料として活用いただけます。

冬場にかけてカキがおいしくなるシーズン。ふっくら大粒、クリーミーな「岡山かき」と「日生カキオコソース」を使って、家庭で本場の味を再現してみてはいかがでしょうか。

取材協力:お好み焼 ほり

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